復活と成就、その先へ…! ~2016.08.27 VS名古屋~
まずは豊田スタジアム参戦組のみなさま、そしてTV中継や速報観戦されていたみなさま、大変お疲れさまでございました!
なんとも劇的な同点弾でしたね~
この感じ、いつかの名古屋戦でも覚えがあります。
負け試合になるところを、寸でのところで掴み取った勝ち点1。
あのときのヒーローは武藤選手。
そして今回は、得意の位置から日本中を魅了してくれたリオの10番。
つくづく贅沢だと思います。
彼らのJゴールを一緒に歓喜できるなんて。
この幸せ、東京サポしか味わえない。 耐えがたきを耐え、からの~
さて。
出発が遅れたせいで東名高速の渋滞にがっつりハマり、やっとのていで静岡に入ったのが正午近く。
果たして間に合うのだろうかと不安になりつつ、途中豪雨に遭ったりもしましたけど、開門時刻には現地に到着。
新東名バンザイ! 早いし走りやすいし近いし
アクセルの踏み加減はともかく。 ←
↓川の畔に佇む要塞のような。今にも動き出しそう(^^;
名古屋グランパスにとってはまさに激動の一週間。
ついに「ご決断」がおこなわれ、ミスターは事実上の解任。そして、あの闘将の復帰。
何かを変える、変えなければならない!と前を向いた相手は、意気込みが凄まじい。
しかも、セカンドステージ勝てていない。
こんなとき一抹の不安が胸を駆け抜けるのは、東京サポの性でありますな。
前日、知人男性(ジェフサポ)から「こういうときやらかすのが東京さんでしょ」などといらんこと言われたせいで、余計にハラハラ。あいつぜってーシバく
試合。
立ち上がりはほぼ互角。
闘気武装の名古屋にいちいち攻撃を阻まれ、ゴールを奪えない。
河野選手もムリキ選手もキレていて、後列からの組み立てにも迷いがなく、明らかに状態は「いい」と言っていいはずだった。
なのに。
なにせ名古屋は守っては鉄の壁、攻めては波状攻撃。東京はひどく手を焼くことになる。
ゲームが動いたのは前半の終わり。
シュートを打たれ、秋元選手が弾いたけれど、詰めていた野田選手にとうとう得点を許してしまう。
この時間帯での被弾。
よく見た光景。
なんとしてでも是正しなければならないところ。
後半、パフォーマンスにややズレが生じてきた河野選手に代わって中島翔哉選手が投入される。
彼がボールに触る回数が増えるたび、滞っていた攻撃が流れ始める。
これまで今ひとつ溶け込めなかったように見えていた翔哉選手が、実に自然に周囲との息を合わせ、さらに束ねていくようにも感じた。
過大かな。贔屓目かな。
でも、狭かった視野が確実に広くなってる。
判断力も突破力も、リオ前の彼より格段に上がってる。
しかし。
前田選手と交替でインスが入ると、チーム全体の重心が右に傾いて、またバラつきが出てくる。
スタメンの選手たちには疲労も垣間見え、攻守切り替えのタイミングで判断が遅れ、ズレと閉塞感を生じてしまう。
もどかしい。
そう思った瞬間、高橋選手に代えて梶山選手がイン。
大博打に見えたのは自分だけではなかったはず
なにせ梶山選手ときたら神か悪魔か、ゼロか百かの両極端にブレるお方で、少なくとも今シーズンは神にお目見えした記憶すらなかったものだから。
でも、面白いかも。
草民選手やムリキ選手、それに翔哉選手。
揃いもそろって独特のリズムを持つ選手たちを、もしかしたら最大限に生かせるのではないかと。
だってあの人、ヌルヌル大王だから。
ミスはいくつかあったけど、それにしたって、もう。
あのパスの捌き方。
体の強さ。
ピッチに躍動感を生ませる魔術師のごとく。
やっぱり東京の10番なんだなぁって。
久しぶりに感動したよ。
その梶山選手からのムリキ、からのインス。
ビッグチャンスをモノに出来ず、ダメージがあったようだけど。
次がある。
次は、一瞬も迷わず打ってほしい。
あと一手のところで得点を奪えず、ああ、やっぱりまた「いい人東京」発動なのか…と諦めかけたロスタイム。
東選手からのパスを翔哉選手がついにゴールへ叩きこむ!
炎の瞬間沸騰!!
狂喜乱舞のゴール裏。
待っていた選手の待っていたゴールが、感情を激しく突き動かす…!
追加点を奪う勢いで東京の猛攻が続くも、足がもつれてしまったか、最後は名古屋にCKを与え、流れたところで試合終了。
いったんは停滞し、おそらく以前の東京であったなら1点ビハインドのまま、いやもしかするとさらに失点を重ねてしまったかもしれなかった、この試合。
なんとまぁ。
勝ち試合にも似た雰囲気を作り上げてしまう、という。
お疲れさま。
あなたたちの笑顔が、みんなを笑顔にしてくれる。
ありがとう。
来て、よかった。
さて。
豊田スタジアムといえば思い出されるのは2010年11月。
そう、俗にいう「3と4の闘い」が起きたあの試合でございます。
モリゲさんはやはり名古屋戦には欠かせないようで、ボールを持つたびあちらさんからブーイングという名の愛の鞭を受けておりました。
なんでもかましたタックルのあとがよろしくなかったようで。
……。
森重がアレなのは今さらでしょ。
むしろ最近はああいうの出る方が珍しいってもんです。
それだけ名古屋戦にはウチのキャプテンも想いを懸けているんでしょうね。
来年も闘いましょう。
お互い、来年もこのJ1ステージで、そちらの4番も一緒に…!
まずは東京も確実に残留出来るように。
次節湘南戦は気を引き締めて臨んでいただきたいと思います!
| 固定リンク | 0 | コメント (0) | トラックバック (0)