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2011年3月

2011年3月26日 (土)

メンタルヘルス。

みなさま、お元気ですか?

この身体の温かさが、何より生きている証拠です。

頑張ろう、ニッポン!

 

前回のエントリーでウチの所長の話をしましたが、本日から一週間、実家の宮古へ救援に旅立ちました。

【会社は決算だけど頼んだよ】

我々は留守を守ります。みんなで一緒に行きたいけれど、それぞれ自分の役目を果たし、今できることに全力を尽くします。

たくさんの想いを背負って、そして、迎え入れられる故郷からはもっと強い想いがぶつかってくるはず…心と、身体の無事を祈ります。

 

で、この所長。

 

ご実家に宛てたみんなからの見舞金を受け取るなり、自分の懐にしまいこむというリアクション。

オイッ

笑いながら、今度戻ってくるときには、この冗談を言えるまでに、どのくらいの時間がかかるのだろうと、胸が切なくなりました。

次に出社してきたとき、メンタルはきっと、半端なく落ち込んでいるのだろうな、と…

普段からニコニコしながらサクサク、モラルハラスメントを振りまいてるような人なんですが、たとえ精神的な影響でそこが顕著になったとしても、何のこれしき、耐える覚悟でおりますです。

頑張れ所長!頑張れ故郷!頑張れ東北!頑張ろう、ニッポン!

 

知り合いにも、未だ家族の安否が不明だという人たちがいます。

一人でも多くの人が無事でありますように。早く、連絡が取れますように。

 

今回お亡くなりになられた方の多くが、60歳以上だといいます。戦後の高度経済成長期の日本を支えてきた年代です。

だからこそ。

生きている我々が、その後を引き継いでいかなければ、と思います。日本を、国民を、盛り上げていかなくては、と。

夢なかばで光を断たれてしまった若者の分も。夢を見る前に去ってしまった、幼い命の分も。

一生懸命、生きていきましょう。

 

ずっと揺れているような感覚が抜けず、時折けたたましく鳴る携帯の災害速報にビクビク、繰り返されるニュースの映像に、ひどく苦しくなる毎日…

 

メンタルケアは大事。

どうかみなさんも、心を第一に。

 

さて。

明日は味スタで、横河武蔵野FCと練習試合です。

以前も書きましたけど、高校選手権に出た頃から追っかけている選手がTFSCさんから横河武蔵野さんに移籍したこともあり、ちょっと複雑な心境…

その選手自体は出るかどうかもわかりません。

それでもやっぱり、複雑ながらもいい知らせではありましたね。

うん。

思い出すなぁ。

選手権の開幕戦は国立で、都立三鷹が出るから観ようか、と相方と行ったのがきっかけでした。

ちょっと目立つ風貌なんでわかりやすいのもあったんですけど、右サイドバックを張るその選手の運動量とプレーに意外なほど心を突き動かされて、以降、追いかけ続け…はや三年。早。

いつだったか、TFさんの試合観た後で東京の試合に来て、味スタのピッチを見つめながら、「あの選手もこういうところでサッカー出来たらいいなぁ」と思ったことがあって。

それが、もしかしたら叶うかもしれない機会なんですよね。

スゴイなぁ。

こんなことってあるんですね…

 

えっ 

 

どっちを応援するのかって?

そりゃアナタ…… 被災者の方々を応援するんですよ!

目的は支援活動です!←

本来だったら卒倒モノのカードではあるんですけれども、ここは本末転倒しないように、謹んでお見舞いを申し上げたいと思います。

明日は、微力ながらも支援活動に参加させて頂きます。

元気と温もりを手渡しで。そして、希望のおすそわけを頂きに。久々に東京の試合を楽しんで、自分の心のケアもしたいですね。

 

たくさんの笑顔に会えますように。

 

 

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2011年3月16日 (水)

震災、その後

「揺れてますね」

同僚の一言で地震に気付き、「長い」と思った瞬間に、自分は鞄を抱え、防寒着を手にしていた。

他の職員は出払い、部屋には二人だけ。釧路出身で、少年時代に震災を経験している彼にはまだ余裕があったけれど、自分はすごくイヤな予感がしていた。

彼をせき立てて事務所を出ようとした次の瞬間、建物が大きく揺れて電気が消えた。出入口を開けると、他部署の人達も屋外へ非難するところだった。

今までに経験したことのない強い揺れに、血の気が引く。

寮も備えた三階建ての事務所は激しくきしみ、隣接している運送会社の倉庫の屋根からは、何か破片のようなものが落ちてくる。

電柱や建物を避けた駐車場に全員が固まり、揺れがおさまるのを待つ。女性は他部署を合わせて四人ほどだが、中には動転のあまりに泣き出す人もいた。「子供が心配」、とひたすら繰り返す彼女の肩をさすることしか、自分にはできなかった。

電話はつながらない。

ラジオを持ってきた人がいて、震源地が三陸沖だと知る。

横浜でこれだけ大きく揺れた。相方は茨城にいる。もの凄く心配になった。

再び大きな揺れ。

直後、自部署の所長が帰ってくる。

車から降りず、緊迫した面持ちで食い入るようにカーテレビを見ている。

テレビでは、大津波警報が繰り返されている。

そのとき、所長の実家が宮古であることに思い当たった。何とも言いようのない気持ちが胸を締めつけた。

徐々に、職員が帰ってくる。

余震の続く中、何十回目かのリダイヤルで、やっと相方に繋がる。無事だった。それでも、お互いの家族にはまだ、連絡が取れない。相方の実家は福島。気が気でない。

電車が止まっていると知り、自分と同方向の人が車で帰るのに同乗させてもらう。

地理を熟知したその人のおかげで、渋滞を避けられ、家に辿り着く。

母と、山梨に嫁いだ妹、府中にいる妹とも連絡が取れ、とりあえずは安堵する。

九時近くになって、寮住まいの課長に電話するも、まだ付近一帯は停電したままだと聞く。所長の家族の安否も、未だ不明。

その後、職場にいる母を車で吉祥寺まで迎えに出る。学校勤めの父は、生徒の引き取り待ちで夜通し対応に追われるとのこと。こういうとき、先生って本当に大変な職業だと思う。頑張ってほしいと願った。

渋滞の中、母と二人で実家に帰り着き、そのまま泊まることになった。時刻は既に二時。その後、明け方まで度々鳴る地震速報を耳にしながら、うつらうつら眠る。

翌朝、再び事務所で待機している課長に電話。

所長の家族は、間一髪で津波を逃れたとのこと。家はダメだったけど、命は無事と聞いて、思わず涙がこみ上げた。

その後、帰宅。青森にいる同僚から連絡が来て、無事を知る。ただ、大船渡の事務所が流されたこと、そして職員との連絡が一切取れないことを知る。

次に、いまだ茨城で電気も水道も断たれている相方から連絡が来る。福島の実家は無事だったとのこと。

夜中になって、やっと相方が帰宅。茨城で撮ったという写真には、傾いた電柱や崩れた道路が生々しく映っていた。相方の友人はライフライン復旧のため、会社ぐるみで被災地へ向かうという。

弱り目に祟り目。次いで起こった原発のニュース。

不安なまま恐る恐る日曜を過ごし、月曜日、同僚の車に同乗させてもらい、出社する。所長の姿もあり、ここでやっと本人と話ができる。テレビで映った津波の、ほんの数メートル先が実家だと、パソコンの動画を指して言っていた。家はぐちゃぐちゃ。お土産のイカ煎餅を買ってきてくれた店や、生まれ育った故郷は、もう跡形もなかった。

会社のイントラの掲示板で、現地の状況を知る。社員の安否はまだわからない。

つけっぱなしのテレビから、犠牲者の予想数が流れる。

亡くなられた人の数だけ、自分と同じくらい大切な人生があった。一生懸命生きていた。それが、一瞬の出来事で失われた。そんな恐ろしいことが、現実に起こっている。

同時に、一縷の望みを持っている人間が、たくさんいる。ここから何人助かるか。一人でも多くの人が助かりますようにと、強く祈るばかり。

同僚の一人が、計画停電に対して愚痴を言っているのを、所長が一喝していた。被災地で起こっていることに比べれば、大きな問題ではないと。

確かに不便ではある。計画通りに実行されない停電に、苛立つ気持ちもある。けれど、ウチの会社の業種は医療機関や飲食関係とは異なり、一日二日の停電で、激しく支障が出るようなものではない。長引けば損害は大きくなるけれども、今、この時点では、ただ不便なだけ。そう思えば、耐えられる。まだ大丈夫。別のやり方を考えよう、と。

会社でまとめて被災地へ支援物資を送ることになり、調達に走る。

食料、衣料、下着、マスクから女性用品に至るまで、ハタから見たら買い占めにしか見えなかっただろうと思う。それでも、ごめんね、買わせて、送らせて、そう呟きながら買い物かごに詰め込んだ。

事務所に帰って荷造りし、車に積み終えると、すぐに課長が窓口である本社へ出発する。

所長が被災地へ応援を出すことを提案し、普段はチャラチャラしている職員が真っ先に手を挙げたのには心が揺さぶられた。対照的に尻込みした若い職員もいたりで、十人いれば十人の反応があるのだと思った。受け止め方は個人それぞれ。行動の出し方も、人それぞれ。それでもきっと、心の中にあるものはみんな、一緒だとは思うけれど。

この件は本社で検討案件になるもよう。実現するにしてもおそらく今すぐではない。効率や燃料を考えて、現地に近い事務所から状況次第で増やしていく方向になるかもしれない。

自分だったらどうするんだろう。真剣に考えてみる。

 

相方は月曜から埼玉の事務所に戻り、そこの寮に宿泊している。茨城での仕事は、しばらく延期になるという。

昨日の夜みたいに、一人でいるときに家が揺れたりすると、ひどく不安になることもあるけれども。

大丈夫。こっちは大丈夫……

福島の実家も心配。そちらの方が心配。放射能は怖いよ。

 

今日になって、横浜線がやっと動き出した。

ほんの少しだけ、日常に戻りかけた一日。

混み合った電車でもいい。会社にたどり着くいつもの道は、平穏だった日を思い出させてくれる。

家に帰ったら、真っ先に記事を書こうと思った。サッカーのことばかり追って、小ネタ考えたりした楽しい時間をなぞりたくて仕方なかった。長友選手のこと、リーグ戦の延期や代表戦についてとか、色々思うこともあったわけで。

実際は、地震のことしか書けなかった。

自分の周りに起きただけで、【本当の意味で】降りかかった災害ではなかったけれども。素通りするのではなく、書き留めておきたくて、そのうちにこうなってしまった。

 

金曜からこっち、本当に長い日々だった。

でも、まだ終わらない。まだ、これから。大変なのは、これから。

安否について未だ不明な人々もいる。どうか、無事でありますように。生きていて下さい。生きていて、下さい。

 

そして、先発輸送隊の第一便が現地に届いたと知らせがあった。

まずは燃料。他の支援物資も、もうすぐ届くはず。

あの大きな被害の中で、我々ができることは微々たるに過ぎないかもしれないけれど。 

少しでも力になれますように。寒さが、空腹がしのげますように。

少しでも、あなたの生きる力になりますように。

 

一ヶ月後、日本に、一人でも多くの人の笑顔がありますように。

 

最後になりましたが、この震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

 

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2011年3月12日 (土)

ご無事ですか

一人でも多くの方が無事でありますように。

心の底から願います。

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2011年3月11日 (金)

明日への希望!

今日も快晴、真っ白な富士山が美しい♪

駅から会社まで、鶴見川の土手道を歩くんですが、最近の富士山の綺麗なことといったらありません。

足を止めて携帯カメラで撮っている高校生や年季の入ったサラリーマンなんかもいたりして、あぁ、人の心って老若男女問わずみんな同じなんだなぁと思ったりもします。

いいですねぇ

 

さて。

明日は岡山戦です。

ここ最近モーレツに忙しかったのと入ってくるモノは別の話で、やっぱり財布はペラペラなもんで、アウェーはスカパーで!に徹します。

プリプリ森三中さん、相方には内緒にしときますんで6億円はどうかワタクシにっ 

参戦されるみなさん、気を付けていってらっしゃいませです。応援よろしくお願いいたします!

てなもんで。

明日はスカッとした試合を見せて頂きたいですね!

開幕戦で心を揺さぶってくれたセザーのプレーにも期待しています。

打つべきところは打つ!シュートで終わる!【明確で軽快な】試合をお願いしたいと思います。

頑張れ東京!

 

 

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2011年3月 7日 (月)

開幕!~3月5日 VS鳥栖~

勝ちましたね。

昨年に引き続いてのドローになるかと思いきや、でした。

勝ち点3です。もうずーっと持ち越しで渇望していた勝ち点3です。

いや~

待たされた!

 

快晴の味の素スタジアム。

お久しぶりのドロンパさん。

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試合前にはスカパラのノリノリショー♪

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一時間前に入ったのですが、既にゴール裏は超満員。

今回はおやじ様が一緒でしたので、立ち見ではなくバックスタンドに着席。

「跳ばない奴は~」になってしまいましたが、心の中では跳んでますのでっ!

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試合。

ワクワクドキドキ、という内容とは程遠かったですかね…

特に前半はシュートを打たない。

せっかくいい感じで繋いでいっても、最後まで持たなかったり。

【あれ、もしかして何も変わってないとか…】という不安も、ふっとよぎったりして。

得点シーンでは、自分の座っていたあたりでは、ゴールになったのかどうなのか、という微妙な間があって、戸惑ってしまった末のブギウギでした。

1点は1点!

その後も追加点が取れず、なんだかもどかしい時間が続きます。

しかし、セザーのドリブルにはめちゃめちゃドキドキしましたね。

思わず立ち上がってしまいましたよ~

今度は最後まで決めて頂きたい!

そして、今節は、鈴木達也選手が非常に良かったですね。

走って走って、いい動きを見せてくれました。

谷澤選手も当たり負けしないし、強い。いいポジションに出てきます。

足が速い方、ではなさそうなのが玉にキズ。

初ゴールおめでとう!

試合はこのまま1-0で勝利。

一年ぶりの味スタ勝利ですってよ、奥さん。

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【眠らない街】がここで歌えるのって、ホントに久しぶり…待ち焦がれた一瞬であります。

どんな勝ち方でも、勝ち点3は、やっぱりいい。昨年の憂鬱な帰り道を考えれば、結果が違うだけで気持ちも変わってくる。

勝ったから、いい。今はそう思うことにします。

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お疲れさま!勝ってくれてありがとう!

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始まりましたよ、今シーズンも!

初戦を勝利で飾れて、良かった!この調子で走り出そうぜっ

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そして。

ついにナオさんが入籍されたそうで。

おめでとうございます!

健康管理とかメンタル面でも違うし、早くお嫁さんもらえばいいのになぁ、などと思ってはいたものの、現実となると少々淋しい気もするのは、オンナゴコロなのかな。

たくさんたくさん、幸せになって下さいネ♪

次節は出場機会がありますように、強く祈っています。

今年も我々をワクワクドキドキさせて下さいね~!

 

 

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2011年3月 4日 (金)

いよいよ。

お久しぶりでございます。

ヒジョ~に忙しい日々を送っております…

オラーッと投げ出して逃亡したい朝ばかり迎えています…ガックシ。

相方が仕事で先月から3月いっぱい茨城詰めになってしまっているので、何とも単調な毎日。

早出、残業、帰宅、風呂、就寝、たまに岩盤浴&温泉、そして飲み…えっ そこそこ楽しんでる?

いやいや、日を追うたびテンションがビミョーに落ちてるのは間違いなく…

 

しかし!

 

いよいよ明日は開幕戦です!

この一ヶ月、無茶苦茶なスケジュールの合間を縫って、JFLの練習試合を観に行ったりも(高校選手権時代から追っかけている選手が、東京都一部リーグから横河武蔵野FCにガツンと移籍!)してたのですが、やはり東京の試合は格別ですぜ!

先週の草津戦は夕方ばーちゃんの誕生日会があったので行けませんでしたが、代わりに府中でやってた写真展には行ってきました。

スルガカップのキラキラが眩しかったですね~

そして会場にあった、【石川直宏選手サイン会】のお知らせ。こ、こちらも夕方…ああ。

ま。

ヤケ食いしたわけではないんですが、誕生日会で食べ過ぎて調子が悪くなり、整腸剤を飲んだあとにバファリンと花粉症の薬を飲んだもので、夜中は七転八倒する羽目になりました。

飲み合わせには、みなさんもお気をつけて。

 

さぁ。

今年一年分の充電は完了しとります。

ワクワクな日々を。

ドキドキの試合を。

明日こそ、帰り道の飛田給にみなさんの笑顔があふれますように。

頑張れ東京!

ガンガン行くぞ~!

 

 

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